翻訳者になるためには色々なルートがありますが、大きく「インハウス(オンサイト)翻訳者」と「在宅(フリーランス)翻訳者」の2つに分けられます。
◆インハウス(オンサイト)翻訳者
企業や組織内で働く翻訳者のことです。翻訳の専門職で正社員のポストはあまり多くはありません。派遣社員やプロジェクトごとの期間限定のスタッフという立場で働くことが多いです。社外の翻訳会社に発注できないような機密事項の翻訳に携わることもあり、特定の分野の用語や内容に詳しくなれるというメリットがあります。また、翻訳作業が未経験でも、英語力が高ければ採用されるケースもあるので、いきなり在宅翻訳者として独立するよりも、最初はインハウス翻訳者から始めるという手もあります。
◆在宅(フリーランス)翻訳者
在宅で働く翻訳者のことです。翻訳会社(エージェント)やソースクライアント(発注元顧客)と契約してワード数/文字数単位または時間数単位で契約して報酬を受け取ります。在宅で仕事ができ、作業する時間と場所の制約がない分、自分のキャパシティを超えて受注すると納期前に徹夜になることもあります。受注量に波があるため、毎月コンスタントな収入にならないこともあります。
以下の項目別に翻訳の仕事の探し方を詳しく解説しています。
-目次-
- 派遣社員として企業内翻訳者の仕事に応募する
- トライアルを受けて翻訳会社に登録する
- 海外の翻訳会社に登録する
- 翻訳者団体に入会する
- 翻訳者のディレクトリに自分の情報を掲載する
- 自分のウェブサイトを立ち上げる
- 出版翻訳オーディションに参加する
- 原書を探して企画書を作成し、出版持込ステーションに持ち込む
プロの翻訳者として仕事をスタートする前に知っておきたいことがコンパクトにまとめられたプログラム
※EJ Expert プロ養成プログラム
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プロの通訳者と翻訳者を養成している、アメリカ西海岸に拠点を構え日本人が経営する「EJ Expert」が運営している講座です。セルフラーニングなので音声による教材で自分で学ぶプログラムです。[基礎編][実践編][プロフェッショナル編]すべて受講すると同社に下訳者として登録できます。