原書を探して企画書を作成し、「出版持込ステーション」に持ち込む

出版翻訳者になるためのもう一つの方法が、翻訳出版を企画してプロジェクトに持ち込む方法です。

Ameliaという翻訳者団体について聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、こちらの団体では会員になると翻訳の求人情報を閲覧できる他、「出版持込ステーション」にアクセスすることもできます。

こちらのページでは年間2回のスケジュールで翻訳出版の企画が受け付けられていて、企画は原則的にすべて企画書リストに掲載されます。そのリストの中で出版社の目に留まる企画があれば、企画料が支払われ、以降の流れについては出版社との打ち合わせとなります。

残念ながら私はこの方法で出版翻訳にこぎつけたことはありませんが、このページに記載されている出版翻訳の流れはとても参考になりました。

機会があれば参考にしてみてください。

https://www.amelia.ne.jp/bookstationTop.do

また、人とのご縁が重なって出版翻訳につながった翻訳者もいます。

枝廣淳子さんという翻訳者の方の『あなたも翻訳家になれる!』という本にその顛末が詳しく書かれていて参考になります。残念ながら紙の書籍は新品で手に入りにくいですが、Kindle版と中古本がAmazonで入手できます