インターネットの時代ですから、ネット上に自分のウェブサイトを持つことで、拠点を持つことができます。 今の時代、会社名や芸能人など、新たに知った情報に対しては、まずネットで確認するのが当たり前になっています。そこでしっかり作り込んだウェブサイトがあるだけで、その人に対する信頼度が高まります。
翻訳者(および通訳者)の多くは「職人気質」で、「ひたすら仕事に邁進している」という人が多いので、個人でウェブサイトを持っている人はまだまだそう多くありません。ですから、個人のウェブサイトを持つことはそれ自体が相当のアドバンテージになります。
ウェブサイトには:
・自己紹介
・翻訳実績
・得意(専門)分野
・連絡先(問い合わせフォーム、メールアドレスやSNSのアカウント名など。)などを入れると良いと思います。
ウェブサイト開設は、一番簡単にできるもので
Jimdo(ジンドゥー)がお勧めです。本当に、何の知識もなくても無料でウェブサイトが作れます。私の個人ウェブサイトもJimdoで作りました。機能が足りなくなってきたと感じてきた人には有料プランもあります。
ただし、Jimdoだと外観やデザインが限られていて、自由に作れないというマイナス面もあります。
実はこの情報サイトを立ち上げる際にまたJimdoを使おうかと思ったのですが、複数のページにどんどん飛んでいくページ構成にしたかったので少しもの足りないと思い、Wordpressを使うことにしました。
それで、Wordpressの本を色々買い込んで勉強しようと思ったのですが初心者が本だけ買ってもどうにもならず、結局Udemyの『超初心者でも大丈夫!!自分で作るホームページ制作・ウェブサイト作成講座(Wordpress講座) 』 を受けることにしました。
これを受講してできあがったのがこの情報サイトです。
翻訳者の中には日ごろお世話になっている翻訳会社と競合するのではないかという恐れもあって、個人の受付窓口を持たないことをポリシーにしている人もいます。 それも理解できます。
私の場合は、エージェント経由で知り合った顧客がウェブサイトを通じて後から直接コンタクトしてくるケースはこれまでに一度もありません。また、翻訳会社を通じて受けた仕事は、相手先のソースクライアント(元の依頼主)が誰かは知らされませんので、私の方からコンタクトすることも物理的にあり得ません。 あくまでウェブサイト開設は、新規のお客様の目に留まることが目的です。